遥かな古代・・・メイプルにはシャレニアンという王国があった。
シャレニアンはその時代にそぐわぬ強大な文明をもっていた。
呪われた神殿・・・ゴーレム寺院。誰がたてたのかもわからぬ古代遺跡。
それは全てシャレニアンの遺跡である。
しかしその栄華は長くは続かなかった。

シャレニアンの最後の国王、シャレン3世はある日魔性のルビーを手にした。
それは永遠の若さを保つ宝石…そしてまた同時に、持った人に破局をもたらす宝石。
シャレン3世は魔性のルビーを護るために悪魔ネクロマンサーを呼び出した。
そう、これがルビーのもたらした破局。
ネクロマンサーは魔界から手下を呼び出しシャレニアンを征服した。

そして今、ネクロマンサーの魔力は世界に歪みを引き起こしている。
神殿は呪われてしまった・・・悪魔バルログの巣窟となっている。
ゴーレム寺院もまた、悪魔の力にじわじわと染まり始めている。
そしてシャレニアン遺跡・・・近づくだけでも生命に危機が訪れる邪気。

このままではいけない。勇者が立ち上がらねばならぬ。